!第十五回 收星团大断开(15-3)
すのは一苦労だな、と思っていた。 不意に、カブトムシとクワガタムシが飞んできて、百威を袭った。 その二匹は异様に大きく、百威のT长の半分もある。 形もまた异様で、これまでに百威が目にした种ではない。 三本角のカブトに、极端な大颚のクワガタ。百威は、二匹のT臭を嗅いで気付いた。これは、相当な南方から来た种だろう。 二匹は、大きな角と颚とで、しつこく直线攻撃を缲り返す。何度避けようとも、速度を落とすことなく、百威を追尾し続けた。 虫が鹰を袭うなど、どう考えても不自然である。魔星に违いない、と百威は确信した。 百威は、急上昇して二匹を振り切る。そして身Tを反転させ、逆に急降下を始めた。うろたえる虫たちに头突きを食らわせ、怯んだところを、鹫づかみにして捕らえる! コーカサスオオカブトとギラファノコギリクワガタは、虫らしからぬ、獣のような絶叫を上げた。森の空気が、大いに震える。百威は足を振り、二匹の头をかち合わせた。互いが重いので、一撃で気絶する。 ところが、百威ひとりでは収星ができないので、鲁乗を捜しに、よたよたと飞び続けた。